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In the Company of Women

この本は本当に私のお気に入りの一冊です。

わたしが「女性」という切り口を初めて意識したきかっけになった本。


この本を見て、女性であること、自分の好きなことを実現していくこと、スタイルを持つことの素晴らしさに気づきました。



著者はGrace Bonney 。彼女自身もアーティストでありながら、Desgin Spongeというライフスタイルやクリエイション、アートに関するWEBメディアを運営しています。


Inspiration and Advice from over 100 Makers, Artists, and Entrepreneurs




この本には、洋服のデザイナーやシェフ、起業家など様々の女性へのインタビューの内容とクリエイティブを刺激される美しい写真とが一緒に紹介されています。

アメリカの人が多いですが、一応世界各国、年齢も様々な女性が紹介されています。職種はクリエイティブ系かアート系に偏ってはいます。

そして、それぞれの女性に質問形式でその人の考え方や経験してきたことなどが展開されます。


起業するときに1番大変だったことは? 何から普段インスピレーションを受けている? 子どものときの夢は? など


普通の質問に感じるんですが、これが100人に聞くとそれぞれの個性が見えて面白いんです。






生の声が載っている


質問形式の内容は、それぞれの自分自身の言葉が綴られているということ。これはこの本の特徴で、Grace BonneyもVogueの取材にそのように答えていますが、これまでの女性向けの啓発本との大きな違いです。


分析的でも、事例的でもなく生の声であるがままに綴られています。そのことによって、読む側によって色々解釈が変わってくるかもしれません。

例えば、順番に読み進めなくても、その日の気分でパラパラとページをめくっていると、なぜか元気をもらえる言葉だったり、写真に出会えます。それは私が求めているようにこの本を解釈しているからかなぁと思ったり。

でも、この本を見ていると自信が湧いていくるから不思議。モチベーションアップします!なので、私にとっては本当にお守りのような本です。



日本語版も出てます!

日本語版のタイトルは、『自分で「始めた」女たち 「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション 』


ちょっと英語とニュアンスが変わって、より起業家的な感じがします。英語でいうIn the company of womanは、Company という単語に”仲間”みたいな意味があるので、”女性の仲間たちの話”みたいな訳で私は理解しています。


英語版の方が、ハードカバーで本としては飾っておいたりするのにはいいかなと思いますが、やっぱり翻訳してあるほうが理解はできますね。 Amazonで購入可能です。



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