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赤ちゃんにとっては、大きな1日


妊娠35週6日で切迫早産のため入院することになりました。

身体の器官はほとんど成熟しているけど、産まれていいよという正産期まではあと8日間あります。


あと1週間はお腹にいてほしい。

今産まれたら、大きな病院へ搬送することになる。

ご飯、歯を磨く、お手洗い以外は寝ておいて。


先生や看護師さんの言葉に、不安になりながらも、最悪今産まれても大丈夫でしょう?

もう主要な器官はできあがってるはずだし。

1週間でそんな変わらないでしょう?って思ってしまいました。


でも、入院2日目に助産師さんがしてくれた話で、それは違うんだって分かりました。


「1日でも長くお腹にいたほうがいい」


お腹の赤ちゃんにとっての1日は、私達大人にとっての1日とは"全く"違うんだって気づきました。


たった1日の間に赤ちゃんは成長する。いま完成している器官もすごい勢いで熟していく。

肺の機能も1日で格段に上がるらしいです。

産まれたら、身体の水分も皮膚からどんどん蒸発していく。1日分でも脂肪を蓄えていることも、赤ちゃんにとっては大切なのです。


あぁ、わたしは間違っていたんだな。

大人のものさしで考えていたんだな。



安静にしているしかできないし、産まれてきたらそれで仕方はないのは変わらないのだけど、心持ちが変わりました。


どうかどうか、1日でも長くお腹の中にいてください。お腹の中でたくさん栄養もらって、のんびりしててくださいな。


妊娠中も子育ても、ついつい大人のものさしで考えがち。

赤ちゃんには赤ちゃんのものさし、2歳になる長女にはその子のものさしがあることを、忘れないように。寄り添っていきたいです。




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